メルトダウン事故45年、デブリから今なお強い放射線…米スリーマイル島原発に本紙記者が入る2024/02/13 読売新聞 商用炉で世界初のメルトダウン(炉心溶融)事故となった1979年3月のスリーマイル島(TMI)原子力発電所事故から45年を前に、本紙記者が廃炉作業中の原発構内に入った。事故が起きた2号機では核燃料の大半が回収されたが、強い放射線を出すデブリが今なお残り、ロボットなどで取り出すための準備が進んでいた。 スリーマイル島原発2号機の原子炉建屋。内部には溶け落ちたデブリが残る(6日、米ペンシルベニア州で) 6日、米ペンシルベニア州を流れるサスケハナ川の中州にある島に入ると、1号機が見え…