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セカンドレイプ

一般

セカンドレイプ

せかんどれいぷ

性的二次被害

レイプや性犯罪、性暴力の被害者が、その後の経過において、更なる心理的社会的ダメージを受けること。

具体的には、レイプや性犯罪・性暴力被害者を診察する産婦人科医や事情聴取をする警察官が、「あなたにも隙があったんですよ」などと被害者にも責任があるという発言をすること、あるいは好奇心的な目で見ることなどによる。

また、いかに主観的には被害者に同情的で、犯人を批判することを目的とした報道や接し方でも、その事件が話題にされること自体が被害者にとって苦痛になることや、人権保障のため、原則公開されている法廷で、弁護側が被告人のために行う主張や尋問それ自体が被害者を傷つけることもある。(これに配慮し、公判での被害者側プライバシー配慮は、顔を隠せるなど近年進んでいる)

その心理的社会的ダメージの影響としては、被害者の人間不信が強まること、無力感が強まること、安心感が損なわれること、レイプや性犯罪・性暴力そのものへの恐怖がさらに高まることなどがあげられる。

セカンドレイプを防ぐには、レイプや性犯罪・性暴力事件に関与する、医師、警察、司法関係者などが持つ、レイプ神話をはじめとした誤ったレイプや性犯罪・性暴力理解、誤ったセクシュアリティ理解を是正する教育が必要である。

セカンドレイプの典型的な例として、『処女(もしくは非処女)はレイプされてもたいしたことじゃない。』、『肌を隠す女(もしくはさらす女)は男を誘惑(もしくは挑発)しているから、レイプされても文句は言えない。』、『女が簡単にセックスさせない性的に厳格な社会だから(もしくは女が誰にでもセックスさせる性的に放縦な社会だから)レイプが起こる』などという、オス目線で、メスの性的な決定権の目線に立たないセックス理解に基づくレイプ免罪言説がある。

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報道による二次被害