統合失調症治療薬として使用される非定型抗精神病薬。
4週に1回の投与で血中薬物濃度を維持できる、パリペリドンを活性本体とした持効性製剤。
日本ではヤンセンファーマ株式会社により製造販売が行われる。
2013年11月の市販開始から翌年4月までに21人が死亡。厚生労働省により、販売元のヤンセンファーマ社に医療関係者への注意喚起を求めた*1。
- 製品名:ゼプリオン水懸筋注シリンジ
- 一般名:パリペリドンパルミチン酸エステル
- 剤型:水性懸濁注射剤(持続性)
- 効能・効果:統合失調症
通常、成人にはパリペリドンとして初回150 mg、1週後に2回目100 mgを三角筋内に投与する。その後は4週に1回、パリペリドンとして75 mgを三角筋又は臀部筋内に投与する。なお、患者の症状及び忍容性に応じて、パリペリドンとして25 mgから150 mgの範囲で適宜増減するが、増量は1回あたりパリペリドンとして50 mgを超えないこと。
ヤンセンファーマ株式会社 | Janssen Pharmaceutical K.K.