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ターボファン

一般

ターボファン

たーぼふぁん

ジェットエンジンの一形式。ターボジェットの変形。

圧縮機で生じた空気流の一部をエンジン外にバイパスさせてしまう。バイパス比50%以上のものをターボファンと分類する。騒音を発生する燃焼室〜燃焼ガスタービン外部を空気流が包んでいるために騒音が小さく、又、排気速度と吸気速度の差が小さいために推進効率もよい。超音速の発生には向かないが、これらの利点から民間機に用いられることが多い。

戦闘機戦闘攻撃機などの軍用機でも燃費が低いことからターボファンが用いられる例が多い。排気に酸素が多く残っているため、アフターバーナー使用時の推力の増分も大きい。しかし、吸入空気の乱れに弱いなどの問題もあり、ターボファンを採用した初期の機体、F-111などはエンジンのトラブルにより開発が難航している(他にも多くの要因があったが)。映画『トップガン』で前方の機体が乱した気流によりF-14の片方のエンジン(F-111と同じTF30)が停止する描写がある。

近年では第一段の圧縮機ファン直径を大きくし、これによって推力の大部分を発生させてしまい、ファンの第一段に大直径プロペラのような役割を持たせてしまうエンジンも出てきている。