1970年、時はフォーク・ブームの真っ只中。第2回中津川フォークジャンボリーのステージには、風刺の効いた一節を呟くように唄う青年の姿があった。それから30年。東京・下北沢のライブ会場に様々な世代の人々が集まってくる。満員の観客の前にのっそり登場した初老の男。この御仁こそあの中津川のステージで唄っていた青年、現在の高田渡である。「いやだなぁ〜やめたいなぁ〜なんて思いながら、35年くらい唄ってます」おなじみの名調子に喝采が沸き起こる中、伝説のフォーク・シンガーはギターをつま弾き始めた…。
高田渡
柄本明
松田幸一
中川イサト
坂田省悟
高田漣坂田明
シバ
タカダワタル的 memorial edition [DVD]