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ダブルアーツ

(マンガ)
だぶるあーつ

集英社が発行する週刊少年ジャンプで連載していた漫画作品。
作者は読切などで好評を博した古味直志。
本作が初の連載作でもある。

ストーリー

不治の伝染病「トロイ」が蔓延した世界……巡回僧(シスター)エルーは、治療のために訪れた街・タームで死の発作に襲われていた所を、街の少年キリに救われる。
何故かキリと“手を繋いでいる間(正確にはキリに触れている間)”だけは、トロイの発作は抑えられる。
『キリの体を調べれば、トロイの完全な治療法が見つかるかもしれない…』
かくして、世界を救える可能性を秘めたキリの力の謎を解明すべく、二人は研究施設のある協会本部を目指すことに。
その先に待つのは、いかなる運命か…

登場人物

  • キリ・ルチル
    • 16歳。実家は洋裁店。街の感謝祭の最高責任者を任されるほど、周りからの信頼は厚い。手先が異常に器用で、美術の腕前はかなりのもの。自らは“フレア”と呼ぶ不思議な力を持っているからか、トロイに感染しない体である。
  • エルレイン・フィガレット(エルー)
    • 16歳のシスター。トロイにより、大切な人を失った事がある模様。キリに触れていないと発作が起きるので、常に行動を共にしなくてはならない運命に。寝癖と寝相が超ひどい。
  • スイ
    • キリの元彼女的なもの。今では数少ない“純血の武の民(クリアナギン)”の種族。かなり強い。主食はさくらんぼ。
  • マーサ・ラグナ
    • キリ達に電話で指示を出すシスター。協会の中でもかなり上位の役職と思われる。
  • ウラテス・ルチル
    • キリの父。でかい。文句なく、気さく。
  • ミンク・ルチル
    • キリの母。小さい。結構、気さく。
  • ファラン・デンゼル
    • 世界中に弟子を持つスゴ腕で、高名な武術家。スイを一瞬で倒すほどの実力者。
  • ティセラ・ゴードン
    • 占い師。キリ曰く「予言おばさん」。酒好き。キリの母が知り合いで、キリとは子供の頃からの顔なじみ。「ティセラ・ゴードン」という名前は偽名で、今までに色々な偽名を使っている様子。ファランとも知り合いで、キリ達との出会いと、これから先のことも知っている風な言動をしている。

用語

  • トロイ
    • 700年前からこの世界に存在し、現在までに10億人以上を犠牲にしながらも、未だに完全な治療方法が見付からない奇病。肌に触れることで感染する。症状が悪化すると発作が始まって体が透明になっていき、最後には消えてしまうために“透化病”という異名を持つ。
  • シスター
    • トロイ治療のために結成された組織「協会」のメンバーを指す。ごく稀に存在する、トロイに感染しながらも生きていられる耐性を持つ女性が務めている。感染者の体に直接触れることでトロイを“吸引”し進行を抑えるが、吸引したトロイを己の体に溜め込むため、治療をするほど己の寿命を縮めてしまう。治療専門の“メイルシスター”と、戦闘専門の“修道騎士(ミリティア)シスター”がいる。修道騎士シスターの中でも選りすぐりの「ファルゼン」部隊が存在する。
  • ガゼルの暗殺者
    • シスターを付け狙う謎の組織。なぜシスターを狙うかはまだ不明だが、「トロイの治療が出来る」という点と関係していると思われる。
  • フレア
    • 生まれた時からキリに備わっていた不思議な力。キリ本人はそう呼んでいるが、名前の由来は今のところ不明。触れた相手の免疫力・治癒力を強化させ、さらに肉体的な強さも増加させる。
  • 武の民(ナギン)
    • 世界の人々は全て4つの種族に分けられる。その中で最も人口が多く、最も勇猛で、強い肉体を持つ種族。それが“武の民”達。今では珍しくなった純血の武の民を、“純血の武の民(クリアナギン)”と呼ばれる。
  • 壁の民(ベイガー)
    • 建造物や工芸品を作らせたら天下一品の世界一手先の器用な種族。

コミックス

ダブルアーツ 1 (ジャンプコミックス)

ダブルアーツ 1 (ジャンプコミックス)

ダブルアーツ 2 (ジャンプコミックス)

ダブルアーツ 2 (ジャンプコミックス)

ダブルアーツ 3 (ジャンプコミックス)

ダブルアーツ 3 (ジャンプコミックス)

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