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チョコレート

ちょこれーと

 現代の日本では主に、カカオの実を焙煎、粉砕したカカオマスに、砂糖・粉乳などを加えて精錬し、調温して固めた菓子を指す。

 産業革命以前の中世南米においては、固形チョコレートの製造技術が発明されておらず、カカオマスハーブ・香辛料を混合して飲用にしていた。このため現代でも飲用のものを含めてチョコレートと呼んでいる。

 仏語読みをとってショコラと称すこともある。

Shin Meikai Kokugo Dictionary, 5th edition (C) Sanseido Co., Ltd. 1972,1974,1981,1989,1997

 栄養価が高く、ポリフェノールカフェインを多く含み、チョコレートを食した際のテオプロミンによるリラックス作用や、カカオ香りをかいだ際のドーパミン分泌作用などから、嘗ては媚薬とされていた。

 :飲食物

 :お菓子

 元はインカ帝国の王様が飲む、特別な飲み物だった。スパイスなどを入れて飲むどろどろした液体。それがスペインからヨーロッパ中に広まり、貴族の間で流行すると洗練された飲み物になった。ティーカップ、コーヒーカップの更に一回り小さい、ショコラカップ等というカテゴリーもある。元来のショコラは食べ物ではなく、飲み物のことを指す。

 20世紀になってから、スイスの技術で更に細かく磨砕し、砂糖を加えて固形化し食べやすくなったことから、爆発的に広まった。この頃から口当たりがよくなったので、製菓でも盛んに使われるようになる。

 日本では森永が最初に量産に成功したが、始まりはやはり粉のココアからだった。

ベルギーフランスでは、植物油を5%までに限って代用油脂に使用することを認めてしまったEU欧州議会に反発し、原材料は最高品質のクーベルチュールのみを使用しており、また、優秀な職人には称号を与え、本場の味と技術の伝統を守り続けている。カカオバターに拘る理由は口溶けの違い。カカオバターは常温では固体なのに、28℃で溶け始め、30℃で完全に溶ける。つまり、チョコを口の中に入れた途端、急激に溶け出し、チョコの粒子の細かさと相まって、あの芸術的な舌触りが感じられる。1502年コロンブスによって発見されたカカオは、その品種や栽培ブレンドや製法により、多種多様な味と香りを醸し出す。