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デレク・ベイリー

音楽

デレク・ベイリー

でれくべいりー

Derek Bailey

1930年1月29日英国シェフィールド労働者階級に生まれる。

1950年代から続けたダンス・バンド、スタジオ・ミュージシャンとしてのジャズ軽音楽ギタリスト稼業に見切りを付け、60年代初めに即興を中心とした新たな演奏行為の地平を開拓。アクースティック・ギターとエレキ・ギターを駆使して最後まで即興演奏を探求し続けた。

1970年音楽家自身による独立レーベルの草分けINCUSを創設。即興演奏、フリー・インプロヴィゼーションといった新たな考え方による演奏活動を実践。はかり知れないくらい数多くの音楽家に大きな影響を与えた。彼の著書「インプロヴィゼーション」は、フランス語や日本語等各国の言葉に翻訳されており、即興音楽家にとってはバイブルのような存在。この本の中でも取り上げられているノン・イディオムという考え方が、彼の演奏の源泉になっている。

長年拠点としていたロンドンから2003年バルセロナに移住。が、病いのため2005年12月初めにロンドンの自宅に戻る。12月24日深夜ロンドンの自宅で死去。MND(運動ニューロン疾患)による衰弱死。享年75歳。

彼を敬愛するジョン・ゾーンレーベルTZADIKから出た最後のCD「Carpal Tunnel」ではみずからの手の麻痺についての語りを交え、不自由な両手での華麗な演奏を録音、死の数ヶ月前にリリースされた。

著作『インプロヴィゼーション 即興演奏の彼方へ』(工作舎刊)

  『デレク・ベイリーとフリー・インプロヴィゼーションの物語』(ベン・ワトソ

ンと共著、Verso社刊、未邦訳)

INCUSホームページ http://www.incusrecords.force9.co.uk/

デレク・ベイリー ホームページ 

http://www.shef.ac.uk/misc/rec/ps/efi/mbailey.html