★★★★☆ あらすじ 舞台は南北戦争中の南部・バージニア州の女学校。生徒5人と教師2人の女たちだけで暮らす集団は、ある日森で見つけた北軍の負傷兵を保護し、しばらく療養させることにする。 感想 女だけで暮らしていた集団に一人の男がやってきたことにより生じるドラマだ。女たちが建前上は宗教的な良心に従っただけ、と取り繕いながらも、その実、男に興味津々で浮足立っているのが丸わかりなのが面白かった。そして互いにけん制しつつ、それぞれが好奇心を満たそうと男に近づいている。 しかし彼女たちが互いのことを、男を意識しているからいつもと違う、と指摘し合っているのは感心してしまった。何か大げさに変わったわけではな…