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トゥルンカ

読書

トゥルンカ

とぅるんか

Jiri Trnka(1912年-1969年)

東欧の小国チェコでは、17世紀以来、人形劇が近隣の大国から母国語を守る意義を持ったメディアとして親しまれています。そして、人形劇の伝統と技術を受け継いだパペット(人形)・アニメーションが、独自の発展を遂げてきました。そのパイオニアとして世界的に活躍した芸術家が、イジー・トゥルンカ(1912−1969)です。第2次世界大戦後の1945年からアニメーションを撮りはじめたトゥルンカは、1946年カンヌ映画祭ではウォルト・ディズニーをおさえて大賞を受賞しました。一方で、彼は1968年国際アンデルセン賞を受賞した絵本作家でもありました。トゥルンカが描き出したアンデルセン童話やチェコの童話などの子どもの本に向けたイラストレーションには、人形劇絵画のジャンルで長年培われた経験から、繊細な色彩と緻密な表現による詩的な芸術世界が発揮されています。

関連:トルンカ/チェコアニメ/人形アニメーション

チェコアニメの巨匠―イジー・トゥルンカ展 子どもの本に向けたまなざし―

刈谷市美術館(愛知県)2004年4月24日(土)〜 5月30日(日)

福井市美術館(福井県)2004年7月17日(土)〜 8月22日(日)

栃尾市美術館(新潟県)2004年8月28日(土)〜10月11日(月・祝)