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トウシキミ

動植物

トウシキミ

とうしきみ

中国原産のシキミ科の常緑高木である。花は赤褐色で果実は香辛料になる。


*特徴

果実を乾燥させたものはスターアニス八角(はっかく)、八角茴香(はっかくういきょう)、あるいは大茴香(だいういきょう)とも呼ばれる香辛料である。実の形は八つの角を持つ星形をしていて、アニスウイキョウに似た良い香りがあるためこれらの名がある。主に中華料理に使われ、他のスパイスと混ぜて「五香粉」として使われる。

また、果実の成分のひとつであるシキミ酸はインフルエンザ治療薬タミフルの合成原料のひとつとして使用されているが、直接果実を食べてもインフルエンザには効かない。 例))八角を粉末状にして漢方薬などと混合して飲用すること

近縁のシキミ(Illicium anisatum)は日本に自生し、仏事に使うため寺院にも植えられる。花は淡黄色。実はトウシキミによく似ているが、猛毒成分アニサチンを含むため絶対口にしてはならない。