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トカレフ

一般

トカレフ

とかれふ

【Токарев】

ソビエト製のオートマチック・ピストル

F.V.トカレフによって設計され、1930年ソビエト軍制式拳銃として採用された。制式採用時の名称は「TT1930」

後に小改良と簡素化が施された「TT1930/33(TT1933)」の名が与えられた。

基本設計は、コルト・ガバメントを簡素化省力化したもので、コピーともいえるが、安全装置の省略といった「独自の構造」も持つ。

弾薬は、ボルシェビキ革命当時に大量輸入されたボトルネックの30口径、7.62mm×25(.30モーゼル弾)がそのまま利用され、後に「.30Tokarev弾」とも呼ばれる。

通常の拳銃弾よりも細長い形状*1で、初速を上げるために通常の拳銃弾よりも炸薬の量が多い。

口径が小さく初速が早いためボディーアーマー等に対する貫通力は優れているが、逆に貫通力が強すぎて*2では効率的なダメージを与えられないという欠点もある。


構造がシンプルで大量生産向きという軍用品としての利点が大きかったため、国外でもライセンス品やコピー品が作られ東側諸国に大量に流出した。



諸元

  • 全長 ‥‥195mm
  • 重量 ‥‥ 890g
  • 口径 ‥‥ .30モーゼル弾(7.62x25)
  • 装弾数 ‥‥ 8+1

関連用語:マカロフ黒星拳銃五四式拳銃

リスト::銃器

*1:一般的な拳銃弾は長さが口径の2倍前後だが、.30Tokarevは口径の3倍弱の長さがある

*2FMJ弾頭