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トナミ運輸

一般

トナミ運輸

となみうんゆ

[英文表示] TONAMI TRANSPORTATION CO., LTD.

トナミ運輸株式会社は、富山県高岡市に本社を置く日本の運送業者で、トナミホールディングスの事業子会社

代表取締役社長は綿貫勝介。

運輸業界ヤミカルテル告発・報復事件

日本における企業のコンプライアンスを深く問うこととなった事件。

1974年、トナミ運輸社員串岡弘昭(当時28歳)は、同社の深く関わっていた闇カルテルの事実を公正取引委員会読売新聞などへと内部告発した。

その後1976年より約30年の間、トナミ運輸は串岡を閑職に追い込み、低賃金での雑用を命じた。またヤクザなどを利用した脅迫を行い、綿貫民輔の権力を利用することも含みに入れて退職を迫り続けた。

2002年1月、串岡氏は謝罪と約5400万円の賠償金を求めてトナミ運輸を提訴。2005年2月の一審判決において富山地方裁判所は人事権の裁量を逸脱した報復人事があったことを認め、同社から串岡への約1356万円の賠償を命じた。

2005年3月、一審判決において10年より以前の違法行為に関する賠償が認められなかったこと(消滅時効)、トナミ運輸への謝罪請求が退けられたことなどを理由に串岡氏は名古屋高等裁判所金沢支部へと控訴。翌年である2006年2月に和解が成立し、同社による「本件を教訓に適正で公正な業務運営を心がけ、信頼回復に努める」とする和解条項のほか、一審判決の賠償金約1356万円に上乗せした和解金を支払うことで決着した。

2006年9月20日、若い社員からの拍手と経営陣からの黙殺を背に、串岡は定年退職となった。