Tony Levin
1946年、アメリカ/マサチューセッツ州生まれ
ジャズ・ロックのベーシスト、スティック・プレイヤー、コントラバス・プレイヤー。
スキンヘッドと口髭がトレードマーク。派手なフレーズ、バカテクなプレイをビシバシするタイプではないが、ゴリゴリとした独特のサウンドと多彩なテクニックを誇る、通好みのミュージシャンである。
1970年代からジャズのセッション・ミュージシャンとして活動を始め、1975年頃からロックでの活動も始める。
ジョン・レノン、ピーター・ゲイブリエル、アリス・クーパーらのアルバムに参加し、ベース好きの間で話題になる。
1980年、ロバート・フリップの誘いにより、キング・クリムゾン再結成に参加し、一躍有名となる。
1994年のキング・クリムゾン再々結成にも参加する。
トニー自身はフリップよりもピーター・ゲイブリエルとの音楽活動を優先している。トニーのスケジュールが空くのを1年待って、自身の音楽活動参加を乞うたゲイブリエルへの男気らしい。
SMAPの『009』に参加したのは、同アルバムのプロデューサーが洋楽好きで、「好きなことをしていいから」と言われて、憧れのミュージシャンを集めたからである。