トリスタン和音

音楽

トリスタン和音

とりすたんわおん

ヘ(F)、ロ(B)、嬰ニ(D♯)、嬰ト(G♯) からなる和音で和声学で言う減五七の和音の一種。また、また一般に同じ音程(下から順に増4度、長3度、完全4度)からなる和音も指す。

ワーグナートリスタンとイゾルデ」の冒頭部で聞かれることからそう呼ばれる。

作曲された当時は音楽家達に(良い意味でも悪い意味でも)衝撃を与え、「和音崩壊の危機」とまで言われたが、マーラードビュッシーなど後世の作曲家達の作品にも多く用いられている。