任天堂より2000年2月21日に発売されたゲームボーイ/ゲームボーイカラー用ゲームソフト。
ニンテンドー3DSのバーチャルコンソールで2011年8月10日より配信されている。
主人公の少年ひろし(名前変更可)が、NANTENDOから発売されているカードゲーム『カードヒーロー』をカードショップ「マルヒゲヤ」で購入し、個性的な登場人物たちとカードバトルを展開していく。
バトルで使うカードは、直接&間接攻撃を行うモンスターカード、攻撃のほか防御や回復など補助的役割をもつマジックカード、そしてモンスターカードのレベルを上げるスーパーカードの3種類。フィールドには、自らの分身である「マスター」の周りに、モンスターカードを前衛に2枚、後衛に2枚おき、バトルを行っていく。毎ターンの最初にストーンが3個ずつ補充され、モンスターの召喚やレベルアップ、マジックカードの使用などにはストーンを消費する必要がある。「マスター」のHPをゼロにすると勝利となる。
通信ケーブルを繋いで、2人対戦やカードのトレードが可能。ポケットプリンタに対応しており、集めたカードを印刷し、シールにすることができる。
ゲームをしながらルールや操作方法を学べる、マニュアルいらずの親切設計となっている。
任天堂とインテリジェントシステムズの共同開発で、ディレクター/ゲームデザインは坂本賀勇。
その戦略性の高さとカードゲームの完成度にはファンが多く、隠れた名作とされている。
実際のトレーディングカードゲームとしても発売されていた。
2007年12月20日には、ニンテンドーDSで続編「高速カードバトル カードヒーロー」が発売された。