ナノセルロース

サイエンス

ナノセルロース

なのせるろーす

植物繊維をナノサイズまで細かくほぐすことによって得られる強度な繊維。Nanocellulose。

概要

全ての植物細胞壁の骨格成分である植物繊維をナノサイズまで細かくほぐすことで得られる。一般的に幅4~100nmで長さが5μm以上、高アスペクト比で機械的解繊等で製造できる「セルロースナノファイバー(CNF)」と 幅10〜50nm、長さ100〜500nmの針状結晶で酸加水分解により製造できる「セルロースナノクリスタル(CNC)」の2種類を含む。また木材のみでなく、サトウキビキャッサバなどの搾りかすなどからも同様に均一なものが得られる。

自然由来のため環境にも優しく、自動車部品や建材、人工血管などにまで幅広い分野に応用できると期待されている。

特徴

  • 鋼鉄の1/5の軽さで5倍以上の強さ
  • 大きな比表面積
  • 熱による変形が小さい(ガラスの1/50程度)
  • 植物由来で持続型資源であり、環境への負担が少ない
  • 資源量は1兆8千億トン