Charles Louis Napolon Bonaparte
1808年〜1873年(在位1852年〜1870年)
ナポレオン・ボナパルトの弟、ルイ・ボナパルトの第3子。フランス皇帝*1。
イギリスで亡命生活を送っていたが、二月革命に乗じて帰国、議員を経て第二共和国の大統領に就任、さらに人民投票で皇帝に就任、第二帝政を開始。産業振興やパリ近代化、貧民救済の社会政策などに尽力。
クリミア戦争などの対外政策で人気獲得に務めたが、1864年〜1867年のメキシコ干渉に失敗したことで威信を失墜させ、さらに1870年にビスマルクの罠にかかって普仏戦争を開始してしまい、自ら捕虜となる大敗を喫して帝政も崩壊した。
*1:ナポレオン1世の子のローマ王をナポレオン2世とする建前から3世を名乗る