任天堂が2004年12月2日に発売した、2つの表示画面を有した携帯ゲーム機。
開発コードは「Nitro」(ニトロ)。
そのことから本体ならびに関連製品の品番には「NTR」が付けられている。
当初「DS」はあくまで仮称とされていたが、後に正式名称となる。
上下に2つのTFT液晶画面を採用し、さらに2個のCPU(中央演算処理装置)を搭載。また下画面にはタッチパネルを付けたり、ワイヤレス通信機能や音声認識可能なマイクを内蔵するなど、かつてない斬新なインタラクティブ娯楽体験を実現するという。
DS=Double Screen(≒Dual Screen)(=Developer's System?)
ゲームボーイアドバンスとの互換性も持ち、アドバンスソフトをブレイできたり、ゲーム内で連動するソフトもある。
派生機種・後継機種
大好評のため、2006年3月2日には上位版のニンテンドーDS Lite (Nintendo DS Lite)が発売された。更に2008年11月1日にはより上位版のニンテンドーDSi(Nintendo DSi)、2009年11月21日にはニンテンドーDSi LLが発売された。2011年2月26日には、これらDSシリーズの後継となるニンテンドー3DSが発売された。
現在は上記の製品が主流になっており、この項で紹介しているニンテンドーDSは新規生産・発売を終了している。
amazon:ニンテンドーDS
商品概要
- 正式名称:「ニンテンドーDS」(Nintendo DS)
- 発売日:2004年12月2日*1
- 希望小売価格:15,000円(税込)
スペック
ソース:http://www.nintendo.co.jp/ds/spec/index.html
- サイズ/重さ(折りたたみ時)
- 縦:84.7mm 横:148.7mm 厚み:28.9mm
- 重さ:約275g(内蔵充電池、タッチペン含む)
- ディスプレイ
- 上画面
- 3インチ(対角)半透過反射型TFTカラー液晶
- バックライト付き
- 256×192ピクセル解像度、0.24mmドットピッチ
- 26万色表示
- 下画面
- 3インチ(対角)半透過反射型TFTカラー液晶
- バックライト付き
- 256×192ピクセル解像度、0.24mmドットピッチ
- 26万色表示
- 抵抗膜方式透明アナログタッチパネル付き
- 主な操作部
- 十字ボタン、A/B/X/Yボタン、L/Rボタン、START/SELECTボタン
- タッチスクリーン(タッチペン、タッチストラップ付き)
- 内蔵マイク(ソフトにより音声認識可能)
- ワイヤレス通信機能
- IEEE802.11および任天堂独自プロトコルの2方式に対応
- 電波到達距離:10m〜30m(周辺環境により異なる)
- ソフト次第で1つのDSカードで複数のニンテンドーDSを用いた多人数プレー可能
- 内蔵マイクを使えば、インターネットを利用したプレー中のボイスチャットも実現可能です
- CPU
- サウンド
- ステレオスピーカー内蔵(ソフトによりバーチャルサラウンド可能)
- その他の機能
- リアルタイムクロック内蔵(日付・時刻表示/アラーム機能)
- タッチスクリーンキャリブレーション
- 「ピクトチャット」内蔵
- DS本体さえあれば、内蔵された「ピクトチャット」を使い、最大16台のDS間で文字や手書きの絵をワイヤレス交信するコミュニケーション遊びが可能です。
- 電源およびバッテリー
- 内蔵リチウムイオン充電池
- 電池持続時間:概ね6〜10時間(使用するソフトにより異なります)
- フル充電時間:4時間
- スリープモードなど電源管理による省電力機能
- ACアダプタ付き
- 対応ソフト
- ニンテンドーDS専用カード
- ゲームボーイアドバンス専用カートリッジ
※ゲームボーイ・ゲームボーイカラー専用カートリッジは使用できない
発売タイトル
今までに発売されたタイトル、及びに今後発売されるタイトルに関してはニンテンドー DSを参照してください。