ヌジョール法

ヌジョール法

(サイエンス)
ぬじょーるほう

有機化学の分野において、有機分子の赤外線スペクトルを測定するときの試料調製方法の名まえ。
有機分子の精製物を乳鉢でこまかくすりつぶし、ヌジョールとよばれる低粘度炭化水素液(官能基が注意深く取り除かれたもの)を滴下して伸びを良くし、不純物のない岩塩結晶で製造されたプレパラートにこれを塗りつけて挟み、赤外線測定を行う。常温下の吸収スペクトルにより、試料の分子にどのような官能基が存在するかがNMRなどを用いずとも短時間でわかる。
岩塩(近年、食用やランプ製造のために内モンゴルからの輸入量が増加)、めのう乳鉢などの典型的な無機物が有機試料の測定の補助のために用いられる点も面白い。

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