ハーケン

登山用語。

ドイツ語で「楔」「鉤」の意味。

 岩壁登攀や氷瀑登攀に用いられる、金属製のクサビのこと。岩の割れ目や氷に打ち込み、一端の穴にカラビナザイルを通し、登攀の手がかりとする。

 19世紀の終わりごろにアルプス東部地方で使われだした。欧州アルプスの初登攀争い、日本の各地の岩壁の初登攀争いの頃には多用されていたが、フリークライミングが主流となりつつある近年では、あまり用いられない。

 最近ではフランス語で「ピトン」と言われる事が多い。