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ハイケンスのセレナーデ

音楽

ハイケンスのセレナーデ

はいけんすのせれなーで

旧・国鉄の客車の車内放送チャイムに使用されている曲。

作曲したジョニー・ハイケンス(Jonny [Wim] Heykens, 1884年9月24日 フローニンゲン - 1945年6月28日 ヒルフェルスム)は、オランダ作曲家

ハイケンスのセレナーデ」(Standchen, Op.21-1)の作曲者として知られるが、それ以外の楽曲については、ほとんど知られていない。

この曲は1943年日本放送協会のラジオ番組「前線へ送る夕」(ぜんせんへおくるゆうべ)のテーマ曲として採用されたことで一般に知られるようになり、戦後は旧・日本国有鉄道国鉄)の客車の車内放送用チャイムに第一主題の旋律の末尾部分が採用され、今日でもカシオペア(E26系)を除いた全てのJRの客車列車と、789系電車、秩父鉄道パレオエクスプレスJR東日本から払下げの12系客車)などで聞くことができる。

国鉄客車の車内放送に用いられた「ハイケンスのセレナーデ」は、初期にはオルゴールであり、後に電子音のものが登場した。現在も聞くことができるのは、ほとんど電子音である。

なお、ハイケンスは第二次世界大戦の終結後、ナチスドイツに対する協力的な姿勢を問われて収監され、獄中死しているが、同作品以外の曲が演奏されないのも、こうした事情が影響しているものとみられる。