1937年モロッコに生まれる。パリ第八大学、国際哲学学院（CIPh）などで教鞭をとる。 哲学のみならず、数学や精神分析にも精通し、演劇や詩、映画についての著作や論文がある。
秋に一緒に日本国内でツアーを予定しているDidier Galasとオンラインで話す。フランスのモンペリエに住んでいる演出家／俳優。10年ほど前に、彼の《ことばのはじまり》を鳥取、京都、三重、東京などで上演し、パリやマルセイユで彼と公演をしたりワークショップもした。久しぶりにディディエとのコラボレーションは楽しみ。 《ことばのはじまり》は、哲学を題材にした子ども向けのノンバーバルな演劇だった。今回は、フランスの哲学者アラン・バディウの戯曲による一人芝居。テーマは、植民地主義やレイシズムで、今こういうことにディディエと一緒に取り組めることを本当に嬉しく思うし、大切なテーマだと思う。 www.you…
わたしと一緒にいるひとが涙する。わたしといると涙する。自己中心的な言動によって、悲しい思いを生み出すわたしには、ひとと生きる資格がない。そうしてわたしはまた本を手にとる、バディウを、ホネットを、奥村隆を。「ひとと生きるにはどうしたらいいの」その答えが知りたくて。 東京国立近代美術館の『中平卓馬 火―氾濫』の最後の部屋では、風でフェンスの向こうへ飛ばされてしまった帽子を、制止を振り切って取りに行こうとする晩年の中平の映像が流れていた。手をつなぎながら映像を鑑賞していた老夫婦は、その映像を観ながら「動物みたい、自己中心的ね」とつぶやいた。そうして老夫婦はわたしのほうへ振り返るとこう言った、「お前も…
⚫︎エリー・デューリング『Faux raccords: La coexistence des images』のイントロダクションを読む。ハーマンの英語と違って、デューリングのフランス語は晦渋なので、ChatDPT、Gemini、Claude 3と、三つのAIにそれぞれ翻訳してもらって、訳文を比較しつつ、よくわからないところはAIに質問する(「訳文で「⚪︎⚪︎」となっているのは、原文ではどこを指し、それはどのような文脈で使われていますか?」とか)、という形で読み進める。三つのAIにはそれぞれ一長一短があるし(明らかにキャラの違いがある)、それぞれコンディションが良い時と悪い時がある(おそらく、大…
誰しもワーグナー『トリスタンとイゾルデ』を論じるとなれば、ニーチェの『この人を見よ』の《あれこれ考え合わせてみると、私はヴァーグナーの音楽がなかったら、私の青年期を持ちこたえることが出来なかったと思う。（中略）レオナルド・ダ・ヴィンチの示すあらゆる異様な魅力も、『トリスタン』の最初の一音で魔力を失ってしまうであろう》あたりの、いかに『トリスタンとイゾルデ』に麻薬的に魅了されたことから始まって（そして後年のニーチェの愛憎相半ばしたワーグナーへの毀誉褒貶のいきさつも眺めたうえで）、トーマス・マンの『リヒャルト・ヴァーグナーの苦悩と偉大』におけるショーペンハウアーの「意志と表象」、ドイツ・ロマン派の…
今年はここ10年でもっとも映画を観なかった年として自分史に記録される（映画をただの1本も観なかった月が4つもある！） と2022年のふりかえり記事の冒頭で書いたが、今年はさらに「観なかった年」になってしまった。いよいよ「年間映画ベスト」というカテゴリ名称との乖離がはげしくなってきたが、今年も1年をふりかえっていく。 ▼2022年のふりかえり seimeikatsudou.hatenablog.com ▼2021年のふりかえり seimeikatsudou.hatenablog.com ▼2020年のふりかえり seimeikatsudou.hatenablog.com 映画。昨年に引き続き5作…
年末なので、当方が今年見に行った463の展覧会の中から個人的に良かった展覧会を10選んでみました。例によって順不同です。 ・「ラテンアメリカの民衆芸術」展（2023.3.9〜5.30、国立民族学博物館） タイトルが如実に示しているように、ラテンアメリカ＝中南米諸国において（アーティストに限らない）民衆たちが作った民芸品や、人々の社会運動の中で作られた作品などが並ぶ展覧会だったが、私たちが簡単に「民衆」と言って済ませてしまう諸存在の現在に至るまでの歴史的な形成過程にまで踏みこんだキュレーションがなされることで、中南米諸国において「民衆」という概念それ自体がいかに問題含みであるかも感得できるものと…
やはりお昼までダラダラとしていた。洗濯をして掃除をしたからよし。来年はもっと早く移動しよう。帰りに買い出しのついでにお掃除用品を買う。純粋理性批判の解説書を少し読みながら研究室に向かう。 1352研究室現着。今日はレヴィナスのエロス論を検討する。しかしTIから出れないな...時間が余ればバディウを読む。研究室にバディウをあるだけ持って行ってもいいかも。1417までお昼を食べながら善の研究を読む。確かあと四時間ほど。 研究室に二次文献を持っていくのを忘れた。家帰ったらまたバックに詰めようかなと思う。 1444、レヴィナスを少し読んで雑務をしてドイツ語を始める。1505に終わる。 1523,集中力…
・解約までにアニメみる（プライム） □アマゾンプライム解約（１１月１４日まで） □教育のパタン・ランゲージ □唱題 □運動（ゆるHIIT） □料理 □読書 □限界まで物を捨てる。 □NISAの金融機関変更 □YOUTUBEの配信（教育のパタン・ランゲージ） □IPHONE１０をメルカリで売る □歯磨き（2回） □手洗い・うがい □顔をできるだけ触らない □ドロップボックス整理 □プログラミングの学習 □デイトレ（学んでみて勝てる見込みが持てたら少額でチャレンジ） □楽天限定ポイント □ボタンをつける □教育のパタン・ランゲージのバックアップ □バディウの本を本屋で予約。 https://ter…
先週から早めに帰って休んでよかった。風邪気味だなと思った時に悪化する場合と比較的軽く済んで早く回復する場合が人生には振り返るとありました。そこの原因というのは当たり前のようなことばかりなのかもしれないけど、認識したことを生活の判断や行動に活かせるかというのは、とても大事だと思います。当たり前すぎることなんだけど。 ９月に新型コロナに感染したのは、免疫力が下がっていたからだと思う。タンパク質不足と、あとは、夏休み明けに向けて、ちょっと無理して働いてしまった。風邪は万病の元というが、最初は普通の風邪だったのだと思うけど、その後に新型コロナウイルスに感染してしまったのではないか推測しています。確かめ…
昨日夕食後にマックで読書と思ったけど行かなくてよかった。早めに寝て正解。疲れ取れた。 dアニメ解約して、プライムお試し期間は、そちらでアニメを楽しむ。というよりもそちらにあって、dアニメにないアニメがある。 ・糠漬け ・dアニメ解約 □アマゾンプライム解約（１１月１４日まで） □教育のパタン・ランゲージ □唱題 □運動（ゆるHIIT） □料理 □読書 □限界まで物を捨てる。 □NISAの金融機関変更 □YOUTUBEの配信（教育のパタン・ランゲージ） □IPHONE１０をメルカリで売る □歯磨き（2回） □手洗い・うがい □顔をできるだけ触らない □ドロップボックス整理 □プログラミングの学習…
家を出るのが遅れてしまった。早めに帰ってきて１２時間断食やりたい。急ぎめで。 ・キッチンペーパー ・ □アマゾンプライム解約（１１月１４日まで） □教育のパタン・ランゲージ □唱題 □運動（ゆるHIIT） □料理 □読書 □限界まで物を捨てる。 □NISAの金融機関変更 □YOUTUBEの配信（教育のパタン・ランゲージ） □IPHONE１０をメルカリで売る □歯磨き（2回） □手洗い・うがい □顔をできるだけ触らない □ドロップボックス整理 □プログラミングの学習 □デイトレ（学んでみて勝てる見込みが持てたら少額でチャレンジ） □楽天限定ポイント □ボタンをつける □教育のパタン・ランゲージの…
昨日は東浩紀さんの新作に対して今更で読む気が起きないと呟いたけど、バディウの「愛」という主題は今更ではないのかと自分にツッコんでみた。 哲学というのは、今更というような主題についても、それが何かを考える学問だと言えると思う。 東さんの本の場合は、２０年前に認識していた以上のものを、その著者や本から得られる気がしないから読む気が起きないのだと思った。東さんの前の本を読んだ経験の実感も理由にある。 バディウの場合は、だたの今更ではなくて、彼の哲学から何か新しいものが得られると期待できたら、読みたいと思った。期待通りだった。バディウの本をまた読みたいと思った。 村上春樹さんについても、彼のエッセイの…
・メルカりでアイフォンをうる。 ・ものを捨てる（そのエリアの残すものを決めて基本的に全部捨てる） □アマゾンプライム解約（１１月１４日まで） □教育のパタン・ランゲージ □唱題 □運動（ゆるHIIT） □料理 □読書 □限界まで物を捨てる。 □NISAの金融機関変更 □YOUTUBEの配信（教育のパタン・ランゲージ） □IPHONE１０をメルカリで売る □歯磨き（2回） □手洗い・うがい □顔をできるだけ触らない □ドロップボックス整理 □プログラミングの学習 □デイトレ（学んでみて勝てる見込みが持てたら少額でチャレンジ） □楽天限定ポイント □ボタンをつける □教育のパタン・ランゲージのバッ…
昨日は東浩紀さんの新作に対して今更で読む気が起きないと呟いたけど、バディウの「愛」という主題は今更ではないのかと自分にツッコんでみた。哲学というのは、今更というような主題についても、それが何かを考える学問だと言えると思う。東さんの本の場合は、２０年前に認識していた以上のものを、その著者や本から得られる気がしないから読む気が起きないのだと思った。東さんの前の本を読んだ経験の実感も理由にある。バディウの場合は、だたの今更ではなくて、彼の哲学から何か新しいものが得られると期待できたら、読みたいと思った。期待通りだった。バディウの本をまた読みたいと思った。
昨日は東浩紀さんの新作に対して今更で読む気が起きないと呟いたけど、バディウの「愛」という主題は今更ではないのかと自分にツッコんでみた。 哲学というのは、今更というような主題についても、それが何かを考える学問だと言えると思う。 東さんの本の場合は、２０年前に認識していた以上のものを、その著者や本から得られる気がしないから読む気が起きないのだと思った。 バディウの場合は、だたの今更ではなくて、彼の哲学から何か新しいものが得られると期待できたら、読みたいと思った。期待通りだった。バディウの本をまた読みたいと思った。
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