バンパネラ

マンガ

バンパネラ

ばんぱねら

萩尾望都の長編マンガ『ポーの一族』に出てくる不老不死の存在。

伝説上の吸血鬼とは少し異なる。人間が、一族の者から血(エネジイ)を授けられることでバンパネラに変化する。(一日程度の仮死状態の後に一族として蘇生する。外見はもとのまま。変化した時点の年齢で老化は止まる)主に人間の血/生気(エネジイ)を糧にしているが、バラの花のエネジイでもその代用になる。また、長期間眠りにつくことでエネルギーを節約することもできる。

もともと体温や脈などの生体反応はないが、意志的にそれがあるふりをすることもできる。鏡に映らないことも同様。十字架、太陽の光、聖書の言葉に弱いのも、意志の力である程度克服できる。病気にかかることもなく、重い傷でもすぐに直る。炎の中でもやけどしない。しかし、銀の弾丸による負傷、心臓部の損傷は命取りで、跡形もなく消滅する。

一族に新しい血を取り入れるために、人間界に紛れ込み(何らかの手段で人間としての戸籍を偽造している。ちなみに姓の始めに好んで「ポ」をつける。ポーツネル。ポリスター。ポラストなど)、目星を付けた人間を誘って、成員を増やし続けている。(ただし、年を取らないので余り長く一つの場所に留まることは出来ない)また、そうでないときは「ポーの村」という、通常の手段では立ち入ることの出来ない隠れ里に住んでいる。一族の元祖は「大老(キング)ポー」と呼ばれる老人。(最も濃い血を持っている)

用心深く身を潜めているので、その存在はほとんど記録に残っていないが、ある人々は実在を信じて追い求めている。いかなる生命体なのか、科学的には解明されていない。

ちなみに魔夜峰央は以前「パタリロ」の中で、この「ポーの一族」にちなむと思しい「巻き毛のかわいいバンパネラねずみ」というキャラクターを登場させていた。