パクス・シニカ

一般

パクス・シニカ

ぱくすしにか

(Pax Sinica)

中国覇権により維持された北東アジア地域の平和状態、あるいは中国国内の平和状態。後者としては漢、唐、宋、元*1、明、清の時代にあたる。これらの時代は政治的、経済的、軍事的、文化的な中華文明の支配に特徴付けられる。 パクスで始まる他の歴史用語は、パクス・ロマーナから派生してパクス・ブリタニカパクス・アメリカーナなどがあるが、パクスの用語の多くは世界や後世に影響を与える一時代を表しており、これに対してパクス・シニカは中国国内の狭い範囲にとどまり現在社会に残した影響が少ないため、例外といえる。

関連

パクス・ロマーナパクス・ヒスパニカパクス・ゲルマニカパクス・ブリタニカ、パクス・イスラミカ?、パクス・オトマニカ?パクス・アメリカーナ

*1ユーラシア大陸の大部分を支配したモンゴル帝国の時代はパクス・モンゴリカに分類される。