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パラミオシン

(サイエンス)
ぱらみおしん

概要

パラミオシンとは、無脊椎動物に特有の、筋繊維の中核となるタンパクであり、ミオシンが結合することで、脊椎動物におけるミオシンフィラメントと同様の構造体となる。
(脊椎動物では、ミオシンが互いに結合することによってミオシンフィラメントを成すため、パラミオシンは含まれない。)

分子量、形状について

パラミオシンは、分子量約100k Da(ムール貝筋繊維における数値)のタンパクであって、形状はシートがロールしたようなものである。(さながらバームクーヘンのようなものだと理解していただければよろしいだろう)その表面には、格子縞のようなものが存在し、格子ひとつひとつに、ミオシンが結合すると考えられており、パラミオシンの電子顕微鏡像では、この格子縞を観察することができる。格子縞のサイズは、nmオーダーである。

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