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パンプローナ

地理

パンプローナ

ぱんぷろーな

Pamplona (カスティーリャ語) Iruña / Iruñea (バスク語


スペイン北部、ピレネーの南に位置するナバラ自治州 (Comunidad Foral de Navarra) の州都ナバラ県 (Provincia de Navarra) の県都。人口は約20万人で農産物の集散地。

歴史

起源は共和制ローマの時代、ポンペイウスポンペイユス)によって建設されたポンペヨポリス。

その後、西ゴート族の支配下に入る。8世紀にはムーア人イベリア半島イスラム勢力)の侵入を受け、さらにカール大帝率いるフランク軍の遠征対象となった。

9世紀にナバラ王国フランク王国から独立、パンプローナ王国(のちのナバラ王国)の首都となった。パンプローナバスク地方とガスコーニュを併せてピレネーの南北に領土を持ち、11世紀初頭にはスペインキリスト教国中最強の地位を占めていた。英主サンチョ三世の死後、国土は四分割され、その中から生まれたカスティーリャ王国アラゴン王国の興隆によって分割・併合され、1134年に再独立するまでその一部となっていた。

13世紀から15世紀にかけてナバラ王国フランス系王家によって統治され、他のイベリア半島の国々とは異なっていた。

このため、1512年にフランスと対立していたカスティーリャ王国フェルナンド2世はナバラを占領したが、議会制度などは従来の物が残された。なお、ピレネーの北に残されたナバラ王国はその後も1791年まで存続した。

文化

広義のバスク地方の一部であり、言語はカスティーリャ語バスク語が用いられる。

中世ヨーロッパで大流行したサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼の際の重要な宿場町として栄えた。パンプローナ自身もゴシック様式のサンタ・マリア大聖堂(1397年〜1525年建設)の他、サン・ニコラス教会やサン・サトゥルニーノ教会(いずれも13世紀の建立)などを擁する。

毎年7月6日から開催される守護聖人サン・フェルミンの祭りは牛追いで有名である。その様子はパンプローナの知名度を世界的な物に引き上げたヘミングウェイの小説、「日はまた昇る」にて描かれている。

牛追いのスタート地点となる市庁舎は17世紀のゴシック様式の建物である。

スポーツ

サッカークラブCAオサスナ (Club Atletico Osasuna)」 の本拠地である。