ヒストリカル・ボラティリティ

一般

ヒストリカル・ボラティリティ

ひすとりかるぼらてぃりてぃ

[英] Historical Volatility (略称HV

ヒストリカル・ボラティリティは、オプション用語で、過去のデータに基づいて算出した変動率のこと。

歴史的変動率」ともいう。対義語は「インプライド・ボラティリティ」。

概要

株式為替債券コモディティ等における、過去一定期間の原資産価格の変化率の平均値から求められ、統計学でいう「標準偏差(σ)」に相当する。

算出にあたっては、日次のリターンを計測する期間として、20日または30日を用いるのが一般的で、また日次の標準偏差を年率換算する際に乗じる因数として、年間の営業日を250〜260日と考えて、通常、250〜260の平方根を乗じることが多い。

一般ヒストリカル・ボラティリティは、オプションにおいては、インプライド・ボラティリティ予想変動率)を推測するのにも使われる。また、資産運用においては、本数値が下がってくれば、相場に力が溜まってきていると言われており、中期的に相場を見て、ポジションを取るタイミングを計るのに適していると言われいる。

なお、本数値の高い銘柄と低い銘柄を組み合わせたポートフォリオを組むことによって、リスク分散を図るという運用手法もある。