ピーター・ハイアムズ

映画

ピーター・ハイアムズ

ぴーたーはいあむず

略歴

30年近いキャリアを持つ大ベテランで、代表作は『カプリコン・1』など、娯楽映画一筋。

ドン・シーゲル監督、チャールズ・ブロンソン主演の佳作スリラー『テレフォン』(1977)や、スティーヴ・マックィーンの遺作『ハンター』(1980)など、他者の作品にも脚本を提供していたこともある。監督作品を眺めると傑作と凡作の山が激しいが、娯楽映画としての演出力は確かなので、脚本の出来にかなり左右される傾向にある。代打で登板の『エンド・オブ・デイズ』など、近年はすっかり雇われ監督となってしまった。

元々アクション場面でのダイナミックな映像には評判が高かったが、『2010年』以降は撮影監督も兼ね、自身でキャメラを回して撮影したスピード感溢れる画面と、こだわった照明が、より特徴的となった。『レリック』『サウンド・オブ・サンダー』の漆黒の闇は、意図的なものなのである。

サウンド・オブ・サンダー』では、コンセプト・デザインに『2010年』や『タイムコップ?』で組んだシド・ミードを起用している。

また、必ず自作に「スポタ」という名前を登場させる。あるときは登場人物名、あるときは施設名など色々。「スポタ」とはハイアムズの妻の旧姓。こんなところに妻とその実家への愛を表明する辺りが、意外に多いファンからも愛されるゆえんである。

監督作品

製作総指揮のみの作品