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ファスビンダー

映画

ファスビンダー

ふぁすびんだー

映画監督

ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー Rainer Werner Fassbinder


いわゆるニュー・ジャーマン・シネマで括られる

ドイツ映画監督・演出家。

1967年より劇団"アクション・テアーター"→"アンチテアーター"を拠点に、

演劇や映画などの表現活動を展開。

その後、カンヌなど国際的な映画祭で評価され

第二次大戦ドイツを代表する映画監督と目されるが37歳で急逝。

短い創作期間の中で40本を超える監督作を残したほか

脚本家や俳優としても活躍。

さらに舞台作品も多く手がけるなど、

その人生を表現活動に捧げた。と、いえるかもしれない。


作品スタイルとしては、メロドラマ的な形式を模す作品が多い。

常に、あらゆる人間関係の奥底に流れるファシズム構造そのものを

批判的に注視。

個人と社会。愛と孤独。

コミュニケートすることへの渇望と困難とを描き続けた。

その問題意識は死後20年を経過した現在にも通ずるのではないだろうか。

また、その作品スタイルは現在の若手監督にも影響を与えている。


主な作品

「愛は死より冷酷 Liebe ist kalter als der Tod」1969(処女長編)

「出稼ぎ野郎 Katzelmacher」1969

聖なるパン助に注意 Warnung vor einer heiligen Nutte」1970

四季を売る男 Handler der vier Jahreszeiten, Der」1971

「ペトラ・フォン・カントの苦い涙

           Bitteren Tranen der Petra von Kant, Die」1972

「不安と魂 Angst essen Seele auf」1974

「エフィ・ブリースト Effi Briest」1972-74

「自由の代償 Faustrecht der Freiheit」1975

「少しの愛だけでも Ich will doch nur, das ihr mich liebt」1975-76

「天使の影 Schatten der Engel」1975

      (脚本・出演のみ/監督:ダニエル・シュミット)

「シナのルーレット Chinesisches Roulette」1976

「デスペア Despair」1977

「秋のドイツ Deutschland im Herbst」1977-78(オムニバス)

「十三回新月のある年に In einem Jahr mit 13 Monden」1978

「マリア・ブラウンの結婚 Ehe der Maria Braun, Die」1978

ベルリンアレクサンダー広場 Berlin Alexanderplatz」1979-80

「リリー・マルレーン Lili Marleen」1980

「ヴェロニカ・フォスの憧れ Sehnsucht der Veronika Voss, Die」1981

カミカゼ1989 Kamikaze 1989」1981(出演のみ/監督:ヴォルフ・グレム)

「ケレル Querelle」1982(遺作)