かつてフランコを中心として、1975年までスペインで一党独裁体制を築いていた右翼政党。
ナチスドイツと強力するなどして反乱を起こし、1937年に政府を制圧し、一党独裁となった。
現在も国民党と名を変え、アスナール政権を樹立するなど存続している。
(2024/2/17) 『諜無法地帯』 暗躍するスパイたち 勝丸円覚 山田敏弘 実業之日本社 2023/11/22 日本では数万人規模の中国スパイが活動している <はじめに> ・スパイは、あなたのすぐそばにいる。 ・私は警視庁公安部外事課(通称:外事警察)に2000年代から所属していた。外事警察ではスパイテロ対策に従事し、スパイを追跡する「スパイハンター」として、街の中に溶け込んで活動を続けてきた。日本でスパイ対策をしている公的機関はいくつかあるが、外事警察は、逮捕権・捜査権をもつ法執行機関として最前線でスパイと戦っている。 ・加えて、「スパイハンター」として活動している際に、それぞれの場面で…
『メディアと知識人』 清水幾太郎の覇権と忘却 竹内洋 中央公論新社 2012/7/9 <東京が滅茶苦茶になる> ・そのような状況のなか、1970(昭和45)年を迎えることになった。清水は、満を持し、狙いをすましたように「見落とされた変数―1970年代について」を『中央公論』(1970年3月号)に発表する。 ・世は未来学が流行っていたが、未来論はインダストリアリズムの反復と延長で、芸がなさすぎる。明るい未来学の潮流に反する問題提起こそ警世の言論となる。未来論に反する問題提起といえば、公害も社会問題となっていたが、これは猫も杓子もいっている。60年安保を闘った者がいまや公害問題に乗り換えている。目…
❝高橋五郎氏 「天皇の金塊と広島原爆」-誰にも明かされてない近現代史の真実- http://worldforum.jp/information/2009/05sp.html 高橋五郎氏 「天皇の金塊と広島原爆」-誰にも明かされてない近現代史の真実- | ワールドフォーラムワールドフォーラム2009年5月 高橋五郎氏 特別例会のご報告 【追悼】2017年11月9日高橋五郎先生が逝去されました。worldforum.jp 「天皇の金塊と広島原爆」 -誰にも明かされてない近現代史の真実- 映像企画&作家 高橋 五郎 氏 ワールドフォーラムでは、最近著「天皇の金塊」と「天皇の金塊とヒロシマ原爆」(GA…
(2023/6/21) 『知らないと後悔する日本が侵攻される日』 佐藤正久 幻冬舎新書 2022/8/24 <すでに戦争は始まった。日本侵攻は2027年か> <平和主義は大いに結構。でも敵はかまわず攻めてくる> ・2027年、日本がウクライナのようになる――。 これは決して、脅しではありません。私が本気で心配している「迫りつつある危機」です。総理や国会議員、周囲の人々にも必死にそれを伝えています。 えっ、日本が侵略されるの? 日本で戦争が始まるの?「絶対にそうなる」とは言いません。でも、その可能性は高いと言えます。 そうならないように、私は働いています。私たちの祖国、日本を守るために。 <ロシ…
映画「戦場でワルツを(原題:Waltz with Bashir)」を観た。 この映画は2008年のイスラエル・ドイツ・フランス・アメリカ合作映画で、映画のジャンルはアニメーション・戦争・ドラマ映画だ。 この映画の主人公は、アリ・フォルマンというこの映画の監督でもある実在の人物だ。この映画の公開された2008年の2年前に、イスラエルによるレバノン侵攻が起こっている。 この映画は、1982年のレバノン侵攻の記憶を、主人公であるアリが思い出すのを追った映画で、1982年もイスラエルがレバノンに侵攻していた。アリは兵隊として19歳の時に、1982年のレバノン侵攻に兵隊として参加している。 この映画の題…
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 〈ビッグ・ブラザー〉率いる党が支配する超全体主義的近未来。ウィンストン・スミスは真理省記録局に勤務する党員で、歴史の改竄が仕事だった。しかし彼は、以前より完璧な屈従を強いる体制に不満を抱いていた。ある時、奔放な美女ジュリアと出会ったことを契機に、伝説的な裏切り者が組織したと噂される反政府地下活動に惹かれるようになるが……。 ジョージ・オーウェル(1903-1950)は、イギリス植民地時代のインド・ベンガルにて中流階級の家に生まれます。父はインドの高等文官で、阿片の栽培管理とその販売を生業としていました。オーウェルは五歳になると聖公会(Angl…
(2023/4/23) 『20世紀のファウスト 上 』 黒い貴族がつくる欺瞞の歴史 鬼塚英昭 成甲書房 2010/3/11 ・この世の中に偶然に起こることは少ない。その多くは必然という名の偶然が故意に創り出したものである。すべての恐慌は故意に創り出されたものである。私たちは歴史の闇の中に入り込む勇気を持たねばならないのである。 <「20世紀のファウスト」に魅せられて> ・「20世紀のファウスト」とは、アヴェレル・ハリマンという一人のアメリカ人に、私がつけたニックネームである。彼は19世紀の末に生まれ、20世紀の末まで生きた。どうして私はこの男に魅せられたのか。私はこの男の心の中に、悪魔と神を発…