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フィブリノゲン

サイエンス

フィブリノゲン

ふぃぶりのげん

フィブリノゲンとは、止血に関与する血液凝固因子のうちの12種類の蛋白質のひとつであり、健康人の血漿100ml中に200mgから400mg含まれている。

フィブリノゲン製剤とは、このフィブリノゲンをヒト血漿中から分離精製して製造される血液製剤の一種(血漿分画製剤)である。

★効能・効果(適応症)

1964年承認当時から1998年3月まで、フィブリノゲン製剤の効能・効果は、「低フィブリノゲン血症の治療」などとされ、先天性のみならず、「後天性低フィブリノゲン血症」なる病態に対しても適応があるとされた。そのため、同製剤は先天性低フィブリノゲン血症のほか、産科出血や重傷外傷、外科的治療などに伴う出血に対し、止血剤として幅広く投与されていた。

しかし、国による再評価手続により、1998年3月からは、フィブリノゲン製剤の効能・効果は、「先天性低フィブリノゲン血症の出血傾向」に限定されている。