1944年ニューヨーク生まれ。ワシントンのアメリカン大学卒業後、「平和部隊」に2年間参加。その後ニューヨーク大学で法律を学び、弁護士になる。ちなみに彼が扱った死刑訴訟は全勝で、辣腕弁護士として聞こえた存在であったらしい。
1978年、弁護士業の傍らに『封印された悪夢』を発表。処女作がアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀ペイパーバック賞の候補となる。1993年『黒い薔薇』を発表し、人気を不動のものとする。「十割打者」の異名を取る。
読む者を飽きさせない怒濤のストーリー展開。エンターテインメントに徹した彼の作品は、「徹夜本」「面白本」「プロット派」などと称されている。