(Oper Frankfurt)
ドイツ連邦共和国フランクフルトにあるオペラ座、歌劇場。1782年にフランクフルト初の歌劇場として「コメディエンハウス」(Comoedienhaus)が開場した。10年後の1792年、その頃には「フランクフルト国民劇場」(Frankfurter Nationaltheater)と呼ばれていたこの劇場は、専属のオーケストラ(現フランクフルト・ムゼウム管弦楽団)を得る。1880年、歌劇場(Opernhaus)が新たに建築され、1944年に爆撃で破壊されるまで、ここを本拠地とした。 なお、この建物は1981年にコンサートホールとして再建され、アルテ・オーパー(Alte Oper)と名付けられた。同じく1944年の爆撃により破壊された劇場(Schauspielhaus)跡地に新築された歌劇場(Oper Frankfurt)を、1951年以来、本拠地とする。1987年、放火で大部分が焼失。数年後に再建されて現在に至る。