[仏] François Gérard Georges Nicolas Hollande
フランソワ・ジェラール・ジョルジュ・ニコラ・オランドは、フランスの社会党に所属する政治家。第24代フランス大統領、アンドラ公国共同大公。前フランス社会党第一書記であり、コレーズ県チュールの元市長。
1954年8月12 日生まれ、セーヌ=マリティーム県ルーアン出身。
フランス会計監査院の完了や地方議員を経て、社会党の中枢を担ってきた。調整型の穏健な政治家として知られる。
2012年5月6日に実施された大統領選の決選投票で、ニコラ・サルコジ氏を破り当選。
1958年に発足した第5共和制下では、第七代大統領となる。社会党の大統領としてはミッテラン以来2人目。
経歴
- 1979年、社会党へ入党。
- 1980年、エリート政治家を多く養成してきた国立行政学院(ENA)を卒業し、会計監査院の検査官となる。
- 同年、経済学者ジャック・アタリの推薦で、元フランス大統領のフランソワ・ミッテランの参事官となる。
- 1981年、ジャック・シラクの対立候補として国民議会選挙に立候補するが、第1回選挙で敗退。
- 1988年、下院議員選挙で、チュール市の選挙区から立候補し、当選。
- 1993年、議員任期終了の後、ジャック・ドゥロールの政治集団「クラブ・テモワン」を主催。
- 1994年、社会党全国書記、経済問題担当となる。
- 1997年、下院議員に再任。当時、首相となったジョスパンの後を継ぎ、社会党第一書記となる。
- 2001年、チュール市長に就任(2008年まで務める)。
- 2008年、コレーズ県議会議長となる。
- 2011年3月30日、2012年大統領選挙の社会党公認候補を決める予備選挙への立候補を表明。
- 2012年5月6日、フランス大統領選にて、ニコラ・サルコジ氏に勝利。