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フロム

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フロム

ふろむ

E・フロム(Fromm, Erich)

1900年生〜1980年没。

一般に「エーリッヒ・フロム」と呼ばれるが、本人は「エリック・フロム」と呼ばれることを望んでいたという。


ジークムント・フロイトが創設した精神分析学から派生した精神分析学派のひとつ「新フロイト派(ネオ・フロイディアン)」のひとりとされる精神分析学者,精神分析法家社会心理学者。

ちなみに精神科医ではなかったため、当時は精神分析学派内部で問題視された事があった。

後に長く米国の「ウィリアム・アランソン・ホワイト研究所」で教鞭を執った。


業績としては「社会的性格」を中心に据えた独自の理論を構築.

カレン・ホーナイの誘いから端を発して渡ったアメリカナチスドイツから事実上亡命

数年後の1940年に出版された初めての主著『自由からの逃走』ではナチス政権下のドイツ国民の心理を分析し(実際に研究目的に行われた詳細な個人面接による精神分析的解釈を施した分析データの存在が背景にある。同様の手法を晩年の居住先メキシコでも行っている),「権威主義パーソナリティ」という社会的性格を見い出した.


精神科医であり精神分析法家であった「フリーダフロム-ライヒマン(Frieda Fromm - Reichmann)」にドイツで教育分析を受け、一時期結婚していた事があったが、後に別居し別の女性と再婚するも、フリーダが死去するまで交友が続いたと言われている。


著作のひとつ「愛するということ」の邦訳には旧約と新訳版があり、出版元は紀伊國屋書店と共通であるが、

旧訳:訳者「懸田克躬(かけだ かつみ)・精神医学専攻」 ISBN:4314000112

新訳版:訳者「鈴木晶(すずき しょう)・東京大学文学部露文科卒・同大学院博士課程修了・文学精神分析専攻」 ISBN:4314005580

この二つが存在する。

翻訳の文章が読者によっては別書と感じられる程違う為、注意を要する。


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