Bridesmaids
主人公は、手作りケーキ店の経営に失敗し、恋人に去られ、ハンサムだけど最低なセフレがいて、ルームシェアも追い出されそうな、どん詰まり30代のアニー。彼女は長年の親友リリアンの結婚式のメイド・オブ・オナー(花嫁介添人のまとめ役)を頼まれる。張り切るものの、他のブライズメイズも一癖も二癖もあり、奮闘するも空回りしし、やがてリリアンとの仲にも亀裂が入り始める。 全米で大ヒットしたお下劣な笑いもふんだんにあるコメディ。
*1:刺激の強い性愛描写、性的台詞並びに罵倒語の使用がみられ、標記区分に指定します。
*2:Rated R for some strong sexuality, and language throughout.
「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」(原題:Bridesmaids、 2011)を見る。第84回アカデミー賞で脚本賞と助演女優賞(メリッサ・マッカーシー)にノミネートされた。 「セックス・アンド・ザ・シティ(SATC)」に似た設定で、女性友だち同士の間で、一人の結婚により起こった嫉妬、軋轢と仲直りと主人公の恋模様を描いている。「セックス・アンド・ザ・シティ」を抜いて、興収累計1億6900万ドル突破の大ヒットを記録したガールズ・コメディ。 「ブライズメイズ」とは、馴染みがないが「ブライド(花嫁)のメイド」(複数形)で「結婚式で花嫁をサポートする花嫁介添人」のこと。 欧米の多くの国々で…
8月に公開されてから、タイミングが合わず観ていなかった『バービー』を観た。コメディ映画としては面白かったが、ちょっとモヤモヤが残る作品だった。以下、長文ネタバレ感想になります。 モヤモヤの理由その1 バービーとフェミニズムはそもそも相性が良くない 私は、堀越英美さんの著書「女の子は本当にピンクが好きなのか」を以前に読んでいた。そこでは、90年代に「(女の子だから)数学が苦手」と喋るバービー人形が発売された時、「このバービーは性別ステレオタイプを助長させる」としてフェミニストたちから抗議を受けた事があると書いてあった。これについては、マテル社は批判に対応し、改善したそうだが、それでもバービーのよ…
『ビフォア』シリーズや『6才のボクが、大人になるまで。』のリチャード・リンクレイター監督がケイト・ブランシェットを主演に迎え、マリア・センプルのベストセラー小説『バーナデットをさがせ!』を映画化。 youtu.be 優秀な夫と可愛い娘に恵まれ、何不自由なく暮らしているように見える主婦のバーナデットだったが、彼女は極度の人間嫌いだった。 成績優秀な娘にせがまれて一家で南極旅行に行くことになったが、バーナデットの心には心配ごとばかりが押し寄せる。本当は行きたくないが、中止にしたら娘が悲しむ。次第に息苦しくなっていく彼女。ある事件をきっかけに彼女は忽然と姿を消す。 バーナデットの夫・エルジーを『ジャ…
すごい、そもそも美人な主人公なんで若さという武器を失くした後の 「なにもかもうまくいかない」感が壮絶や~
1989年に公開されたディズニーアニメーション「リトル・マーメイド」。 これが実写化し、 2023年6月9日、実写版「リトル・マーメイド」が公開されます! 目次 ・概要 ・あらすじ ・配役 ・アースラ役 メリッサ・マッカーシー ・音楽担当 ・劇中歌「パート・オブ・ユア・ワールド」 ・劇中歌「哀れな人々」 ・劇中歌「スカットル・スクープ」 ◆概要◆ アンデルセン童話を原作とする1989年製作の名作ディズニーアニメを、 「シカゴ」の名匠、ロブ・マーシャルのメガホンで実写化した ミュージカル映画となります。 ◆あらすじ◆ 海の王国を司るトリトン王の末娘で、 世界で最も美しい声を持つ人魚姫アリエル。 …