Plácido Domingo (1941-)
スペイン出身のオペラを代表するテノール歌手。指揮者としても活動。ヴェルディの《オテロ》《仮面舞踏会》《イル・トロヴァトーレ》、プッチーニの《マノン・レスコー》《蝶々夫人》といったイタリアものから、ビゼーの《カルメン》、マスネの《エロディアード》、オッフェンバックの《ホフマン物語》、サン=サーンスの《サムソンとデリラ》といったフランスもの、自国スペインのサルスエラ、そしてワーグナーと幅広いレパートリーを誇る。また、ホセ・カレーラス、ルチアーノ・パヴァロッティと共に「3大テノール」Three Tenors としてもドームなどで大掛かりなツアーも行った。90年代より「Operaria」というコンクールを主催して若手の育成、発掘などにも力を注いでいる。