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プロクロス

読書

プロクロス

ぷろくろす

ギリシア哲学者。新プラトン主義の最後の代表者。プラトン著作への注釈,エウクレイデス(ユークリッド)《ストイケイア》第1巻への注釈,《神学原論》などの著作は異教哲学の棹尾を飾る。 (410ころ-485)

因みに中世スコラ哲学に、その深層のその真相に於いて深甚にして深刻なる影響力を与ええたあの『原因論』…いや、厳密を期するならLiber de causis 、即ち『諸原因についての書』と何者によってか名付けられた形而上学的著作は、実際の所プロクロスの『神学綱要』からの抜粋であったわけなのだが、このことが初めて明確に喝破されえる為には、これについてのアルベルトゥス・マグヌスの洞察を経て、その弟子でもあったところのあのトマス・アクィナスの慧眼を、時代は俟たねばならなかった、のであった。