Hell Boy
第二次世界大戦末期。今や追い詰められたナチスドイツはオカルティズムに救いを求めていた。ロシアの怪僧ラスプーチンと手を組み、異界から邪神を召喚せんとしていたのだ。あわや実行に移されんというときにアメリカ軍が急襲、ラスプーチンは異界に飲み込まれ、代わりに真っ赤な赤子が出現する。赤子はヘルボーイと名付けられ、ブルーム教授の寵愛を受けて育てられた。成長したヘルボーイは、教授が設立した極秘の超常現象調査防衛局のエージェントとして、仲間たちと異界からの生物退治に奔走する日々を送っていた。だが彼らには、ラスプーチンの影が忍び寄っていたのだ。
マイク・ミニョーラによるアメコミの映画化。ユーモラスで憎めないヘルボーイのキャラクターが見もの。2008年に続編『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』が製作された。
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*1:Rated PG-13 for sci-fi action violence and frightening images.
ヘルボーイ HELLBOY
マイク・ミニョーラ作のアメリカンコミック。アメコミのメインストリームから外れた作品を意欲的に扱うダークホース社からの出版。
ナチスに召還され、米軍に保護された悪魔ヘルボーイが人間を助けるため、悪魔、妖精、魔法使いなどと戦う。
ぶっとい鉄砲をしょっちゅう撃つが役に立ったことが滅多にない。
やたら高いところから落ちるが、体が頑丈なので平気。
キャラクタークリエイト、物語構成、画面構成と多くの部分をミニョーラ自身が手がけ彼の個人的作品ということができる。
原作にはアニメーション版バットマンシリーズのメインスタッフ、ポール・ディニが担当したものもある。
格調高く陰影の濃い美しい画に彩られたゴシックアクションホラーコミック。
アメリカ版ゲゲゲの鬼太郎とも(実際水木しげる氏も画集をミニョーラに贈るなど高く評価している)。
日米ともクリエイター側からのコア人気が高い。
邦訳版は以下の5冊。(スターマン・バットマン・ヘルボーイを入れると6冊)