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ベートホーフェン

音楽

ベートホーフェン

べーとほーふぇん

ベートーヴェンを見よ。

ベートホーフェン」は、「Beethoven」のオランダ語読み。また「ベートホッフェン」の表記も。

楽聖ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの祖父ルートヴィヒ(孫と同名、1712〜73)はオランダ語圏のアントヴェルペンアントワープ)地域出身であったが、青年期にボンに移住してケルン選帝侯の宮廷歌手となり、一時期楽長も務めた。従ってボン移住以前は「ベートホーフェン」またはそれに近い発音を自称したと思われるし、「ベートホーフェン」は現在でも同地域のありふれた姓であるという。

また彼は、幼い孫ルートヴィヒに初期の音楽教育を授けた。孫ルートヴィヒが幼少のうちに病没したこともあってその影響の程度は定かでないが、孫ルートヴィヒは自室に祖父の肖像を掲げ、生涯にわたって尊敬したことが知られている。

このように「ベートホーフェン」の表記はベートーヴェンの出自を論ずる場合、オランダ語文献に基づいてベートーヴェンを論ずる場合、また日本のやや古い文献には「ベートホーフェン」「ベートホッフェン」等の表記が散見されることから、これらの引用時の利便も兼ねて項目を設けた。