ベアテの贈り物

2005年制作の日本のドキュメンタリー映画。
監督は藤原智子。 2005年度芸術選奨文部大臣受賞。また、本作で藤原智子監督は芸術選奨も受賞した。

ベアテ・シロタ・ゴードンさんは1923年にウィーンで生まれたユダヤ人である。ロシアの名ピアニスト、レオ・シロタ氏を父に持つ。
5才の時、山田耕筰の誘いから東京音楽学校（現・東京芸大）に赴任した父とともに来日。少女時代を東京・乃木坂で過ごした。
そして数奇な運命の後に、戦後、日本国憲法の立草に関わり、男女平等を定めた第24条など、人権条項作成に力を尽くす。
2008年10月現在もご存命であり、堪能な日本語と多くの経験を生かして、毎年のように講演活動のために来日し続けている。
その彼女の半生を描いたドキュメンタリー映画である。

映画の上映情報や、フィルムについてなど、詳しいことは以下の映画公式サイトを参照されたい。
http://www.geocities.jp/michocop/

また、シロタ一族と第二次世界大戦については、本作の続編とも言える2008年の映画「シロタ家の20世紀」にて詳しく語られている。

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