世にデジタルオーディオのCDプレーヤーが出現してはや40年経つが、最初の国産プレーヤーはソニーを筆頭にどれも音が変でアナログに慣れ親しんできた身にはひどくゆがんだ音に聴こえたものだった。ありていに言えば音が悪かった(^^);。 で、ソニーとともに開発を担ったオランダフィリップス社がこれではいかんと満を持して発売したプロ用プレーヤーLHH2000は、これが本来のデジタルサウンドか!と周囲を納得させるような美音でマニアも納得だったが価格が百数十万円と到底庶民が手の届く値段ではなかった。 そこでフィリップスは大赤字覚悟で庶民用にベルギー製のD34という59,800円の廉価版のプレーヤーを出してきたが…