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ホセ・ルイス・ゲリン

映画

ホセ・ルイス・ゲリン

ほせるいすげりん

José Luis Guerin

 スペインカタルーニャ州映画監督1960年バルセロナ生まれ。バルセロナのポンペウ・ファブラ大学(UPF)の創作記録映画修士実習(MDC)の教授。

 

 1982年セゴビアの辺鄙な農村地方で、35ミリのモノクロ長篇『ベルタのモチーフ』Los motivos de Berta(118分)を撮った。

 1988年4月、オランダの2人の記録映画作家が企画・製作した4時間11分の国際オムニバス『都市生活』City Lifeのバルセロナ篇『エウラリアとマルタ』Eulalia-Marta(18分)を撮った。

 1988年夏と1989年に、ジョン・フォードの映画『静かなる男』The Quiet Man (1952)の舞台となる架空の村イニスフリーのロケ地、アイルランド、ゴールウェイ北部の湖沼地帯にあるコング村周辺の創作記録映画『イニスフリー』Innisfree(108分)を撮った。

 リヨンリュミエール兄弟のシネマトグラフが公開上映されてから100年目にあたる1996年、16ミリと35ミリの素材を用いた実験的劇映画『影の列車』Tren de sombras(82分)を、フランス北西部のオート=ノルマンディ地方ウール県ル・テュイで撮った。

 1998年に、バルセロナ労働者移民の住むスラム街として知られた旧「バリオ・チーノ(中華街)」ことラバル地区の再開発、旧集合住宅の解体と高級住宅の建設過程、工事現場での骨のある遺跡の発掘、年末の入居希望者たちの下見までを描く、長篇記録映画『工事中』En construcción(133分)を撮った。

 2007年に第52回ヴェネツィアビエンナーレスペイン館に物語写真インスタレーション『われわれの知らない女性たち』Las mujeres que no conocemosで参加した。『われわれの知らない女性たち』は、バルセロナ現代文化センター(CCCB)で2008年に展示された。

 2002年頃から2006年頃にかけて、『シルビアのいる街の写真』Unas fotos en la ciudad de Sylvia(67分)の素材を撮った。同作は、スチル写真と連続写真の動画的効果のはざまを揺れ動くエッセイ風の実験的記録映画だ。

 2006年7月から8月にかけて、『シルビアのいる街の写真』のアイデアを発展させ、ストラスブールで、劇映画『シルビアのいる街で』En la ciudad de Sylvia (Dans la ville de Sylvia)(86分)を撮った。同作は16ミリで撮影され、35ミリにブローアップされた。

 世界各地の映画祭サーキットでの『シルビアのいる街で』の上映に伴う、招待者としての旅を利用し、2007年9月から2008年9月にかけての旅日記映画『ゲスト』Guest(133分)を撮った。

 2010年12月15日から2011年4月24日まで、セゴビアエステバンビセンテ現代美術館の、映画と絵画に関す視聴覚インスタレーションコリントスの女』La dama de Corintoを発表した。短篇映画『アナへの2通の手紙』Dos cartas a Anaも上映された。同作は2010年11月付の『アナ・ポルティナリへの手紙1』Carta a Ana Portinari n.º 1(10分)と『アナ・ポルティナリへの手紙2』Carta a Ana Portinari n.º 2(18分)からなる。

 2008年頃から2009年頃までに撮りためた素材を利用し、2011年に、ニューヨーク在住の実験映画作家ジョナス・メカスとのビデオ往復書簡集『メカス×ゲリン 往復書簡』Correspondencia Jonas Mekas - José Luis Guerin(99分)を発表した。

 ビデオ作品『ある朝の思い出』Recuerdos de una mañana(45分)は、「チョンジュ・デジタル・プロジェクト」の依頼で作られ、2011年4月、第12回・全州(チョンジュ)映画祭でプレミア上映された。

 ゲリンは『シルビアのいる街で』の2008年10月の東京国際映画祭での上映時に初来日、2010年8月の同作の正式公開時に再来日し、さらに、映画の國名作選? ホセ・ルイス・ゲリン映画祭(2012年6月30日より、渋谷[シアター]イメージフォーラムで開催)にあわせ来日の予定だ。

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監督作

 

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