ホヒンダ

マンガ

ホヒンダ

ほひんだ

任天堂コンピュータゲームどうぶつの森』を漫画化した、あべさよりの漫画作品である。正式名称

どうぶつの森 ホヒンダ村だより』(どうぶつのもり ホヒンダむらだより)

2002年から『小学一年生』などの小学館の学年別学習雑誌に、2009年3月から『小学四年生』・『小学五年生』・『小学六年生』で連載されたが、2010年3月現在『小学五年生』と『小学六年生』が休刊したため、『小学四年生』のみに連載中となったが 2011年三月号で一時連載を終了させた。『ぷっちぐみ』にも掲載されている。

ゲームの世界のみではなく、ゲームの世界と、プレイヤーの現実の世界が描かれている。連載は小学館の学年別学習雑誌のみだがストーリーは中学生向けにギャグが主体となっており、どうぶつの森独特のほのぼのとした場面はほとんどない。漫画の形式は主に4コマで、その少数は長編漫画になっている。稀に作者の失敗談や笑い話が登場する。その際、実話であることがサブタイトルに記されている。


主な登場人物

さよりん

ホヒンダ村在住の少女で、本作の主人公。2月25日生まれで、うお座のA型。髪はピンクのミディアムヘア。

当初はメルヘンを目指してホヒンダ村に引っ越して来たが、現在は悪戯や交流をしながら自由奔放な生活を楽しんでいる。

コタロウのことが好き。ロマンチストではあるが、『ロマン』の定義が非常に幅広い。実際は金の亡者で、住人から貰ったばかりのプレゼントを売ったり、高く売れる家具や虫・魚の値段を覚えていたり、流れ星に祈る願いはいつも『金』であったりするほど。更に落ちたベルの音を、騒音の中や遠距離から聞き取れるほど耳がいい。また、村の環境は良いはずなのだが、雑草をそのまま大量に生やすなどの面倒がりでもある。更に風船プレゼント、化石、ジョニーのUFOが出現するたび必ず追いかけるほど欲深い。そのため、玉座や王冠、クイーンのかんむりなどといったなかなか購入出来ない高価な家具や被り物を激しく要求している(ただし、既に持っているにしても、それでも要求している様子。中には転売されている物もある)。

部屋や服によるコーディネーションが極度にアンバランス。牛の頭蓋骨を被り、ファイヤーな服、または原始人の服を着用して斧を所持すると「ふんばば〜」と叫ぶ原始人へと変貌し、駆け回る(ちなみにこの「ふんばば」という言葉は、『ホヒンダ』という名前のように深い意味は存在しない)。

自称乙女らしいが、実際は熱血で男勝りのワイルドな性格。乙女になることもあるが、お金の方に目が向いてしまう。男子には厳しく、女子には優しいが、よく住民達の庭に咲いているレア花を盗んだり、落とし穴で住民を落としたり、新住人の引っ越し祝いにゴミをプレゼントしたりなどを平気にするため周囲から警戒される事が多いが、住民達に対する優しさや思いやりといった友愛感情はちゃんと持っている様子。約束を必ず守るタイプで、ケンタのレア花をコタロウにプレゼントする代わりにケンタの指示に従ったり、ちあきが持つ映画のチケットを貰うために一時的に命令に従ったりなど、プライドを捨ててでも文句も言わず、約束を守っている。

一人娘であるため兄弟や姉妹に憧れているが、拘りが多すぎて理想の兄弟姉妹は未だにない。

村一番のボケキャラだが、皆からは好かれている。

様々なジャンルの音楽を聴き、楽器も弾けるほどの音楽好きだが、『笑点』や東京音頭などの音楽を村メロにすることが多い。将来の夢はミュージシャンらしいが、魚を全滅させるほど音痴で、歌う時は必ずコブシも入れる。絵を描くのが下手。

得意な踊りはキングサーモンを呼び出す「キンサモダンス」というお祈り。得意な格闘技はブレーンバスター。9巻では「カナヅチ」という一面が発覚。

『さよりん』という名前と誕生日は作者の名前「あべさより」と誕生日から。

コタロウ

ハフンダ村在住の少年。11月22日生まれで、さそり座のA型。黒く短い髪をしている。

さよりんのことが好きではある。お互い鈍感なので進展していないが、さよりんのことを誰よりも知っている。

初期はまともなキャラクターであったが、最近では天然ボケキャラとなっている。

モンシロチョウを捕ろうとしてアレクサンドラアゲハが網に入ったりと強運の持ち主。更にハナカマキリなどのレア昆虫の居場所を把握したりと神通力を持っている。

シゲとは親友でライバル同士だが、ライバル意識は余り持っていない。

女装に興味を持っているらしく、頭に花を飾ったり、クイーンのかんむりにリボンのふくを着たりもした。ヘアサロンで居眠りした際にツインテールになり、グレースによって女装され、『コタミ』という仮名を名乗りながらさよりんやちあきを騙した。他にも女子だけのカーニバルの最中、女装をした姿で蜂に刺されたさよりんに薬を渡した事もある。女装は最強レベルでさよりんに『世界がしっとする』といわれたこともある。

バレンタインにはいつもさよりんにチョコを渡していた。チョコをもらうのは何だかんだで照れくさいようだ。

「コタロウ」という名前は、『鬼武者2』の風魔小太郎から。

ルイコ

ヘヒンコ村在住の少女でさよりんの親友。5月7日生まれで、おうし座O型。三つのお下げをした濃い茶髪が特徴。

大人しい性格だが、たまにさらっとグロテスクな事を言う。常に敬語で会話し、今のところさよりんのことを「さよりんちゃん」、他のメンバーも「くん」「さん」などを付けて呼ぶ。

絵が非常に上手いが、上手すぎるために金のバラの絵やXOパーツの絵、更にタランチュラの絵などのリアルな絵で、さよりんが騙される。しかし化石ダミーだけは上手く描けない。

セイイチのようながっしりした男が好みで、セイイチの事を『師匠』と呼んでいる。更に彼にバレンタインチョコを食べさせた事でチョコのかべがみを貰い、その事で彼女は、両思いだと勘違いした事がある。

シーラカンスやサメといったレアな魚を何回も釣り上げられるほどの釣りの名人でもあり、巨大なクリオネやデメキン、小さいシーラカンスといった異常なサイズをした魚を釣ることが出来る。意外性のボケ役でもある。

怖がりな一面もあり、11巻ではさよりんが集めたホラーテーマの家具を怖がって寝不足となった。

綺麗好きでもあり、またさよりんがやらないため、ホヒンダ村のゴミや雑草を取り除くのは彼女の役目。お金には興味がない。

将来の夢は画家。「ルイコ」という名前はリズム感でなんとなくつけた名前らしい。

ちあき

マリナーゼ村在住の少女で、さよりんのライバル。3月26日生まれのおひつじ座B型。髪型は金髪のポニーテール

プライドの高い勝気な性格。よくさよりんを見下したり、ガセネタを言う事が多い。コタロウに片思いをしていてさよりんと恋の争奪戦を繰り広げているが、実際はツンデレであるためなかなか素直になれない性格をしている。またルイコ曰く「口は悪いけど凄く正義感が強く努力家」。さよりんとは犬猿の仲だが、微かに友達意識はある。さよりんの親友、ルイコのこともあまり快く思っていない様子。

そのためロイヤルシリーズや白い家具といったセレブ的な物以外な物を、たとえプレゼントであろうとも決して受け取ろうともしないほど高飛車である。

釣りと虫取りは似合わないということで好きではないと言うが、シーラカンスはたまに釣れるらしくクモは気絶してしまうほど苦手。しかし9巻では気絶しないところまで克服している。また日焼けをするのが嫌なため、夏の間は日焼け対策のためにせんすいヘルメットを被っている。ゴスロリ系の服がお気に入り。

お気に入りのデザインは、何度もさよりんを騙せる化石ダミー。

どうぶつの森は『おいでよ〜』からやっているらしい。

「ちあき」という名前は、中原編集長の妻の名前。

シゲ

F1フォー村在住の少年で、コタロウの親友でライバル。12月16日生まれで、いて座のAB型F1フォー村の由来は、早い=F-1ということで、F-1フォーミュラにちなんでいる。銀髪のとんがりヘアーで、アイパッチを愛着。別名『スピーディアイパッチ』。

さよりんに片思いしていて、いつもコタロウより先にさよりんにアプローチしようと努力する。初登場時はクールキャラだったが、さよりん達のボケに被害を受け続け、現在はヘタレキャラ化している。

レギュラーメンバーの中でも運動神経が抜群で、足も非常に速い。特に虫取りとパチンコが得意で、目に見えないスピードでスズメバチやオニヤンマといった早い虫を捕獲したり、上を向いてなくてもパチンコで風船プレゼントを落としたりと、天性の才能を発揮する。金のパチンコを持っているが、本人曰く「使ったら負け」とのこと。ただし釣りは下手で、シーラカンスどころかフナすら釣ったこともない

実家はケーキ屋で、嫌いな物は納豆

将来の夢はスプリンターかエースストライカー

どうぶつの森はちあきと同じく『おいでよ〜』からやっている。

「シゲ」という名前は俳優の戸次重幸(原作ではTEAM-NACSのシゲと解説されている)から。

はいとく

む村在住の少年。 コタロウとシゲの友達で秀才。ホヒンダ村に来たときに「通るとき邪魔だ」と言い木を切り、「生き物はムシもサカナも大嫌いだ」と大きな魚影の前で走ったりするほどホヒンダ村を堂々と荒らしていた。更に優しさと思いやりも綺麗事だと思うほど大嫌いで、優しく接しようとしたさよりんに対して罵声を吐いた。

む村にはまるで廃墟になったかのように木がなく、穴だらけ。家も一番小さい状態だが、貯金は3億5千万。

スポーツサングラスを常に付けているが、素顔は可愛い。意外と鋭い勘の持ち主。家は空き家状態。

名前を漢字に変換すると『背徳』で、む村の『む』は『無』という意味。ダニエルとはなんだかんだで仲良くなったようす。おでんの牛すじを好む。

ダニエル

ユドウフ村(本人曰く『カッコイイ、HOTな名前』)在住のアメリカ人の少年でルイコの知り合い。2月2日生まれでみずがめ座O型

Wii版の設定で初登場したため、Wiiの機能であるMiiの顔になっている。日本に憧れているため、盆栽シリーズや日本系な家具などを集めている(ただし勘違いに中華やアジア系な物も集めている)。

日本語もあまり話せないようで、意味も知らずにいい加減な発言をする事もあるため、さよりんやコタロウ以上のボケ役である。同じく日本語が分からないナイルとは仲が良く、二人で『ニポンゴワカリマセンクラブ』を始めた。

登場する際は必ず日本語の単語が書かれたマイデザインの服を着用し、その言葉に深い意味が込められていると本人は言うが、逆に聞かれているさよりん達は理解していない様子。他にも女子高生という意味を理解しないままセーラーふくを着用した事もある。

よくさよりん達の村へ遊びに来ている。

実はMiiを取った顔はコタロウと同じ顔である。