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ホルムアルデヒド

サイエンス

ホルムアルデヒド

ほるむあるでひど

[英] formaldehyde

ホルムアルデヒドは、アルデヒドの一種で、有機化合物。分子式は CH₂Oで、IUPAC命名法では メタナール (methanal) と呼ばれる。

毒性を持ち、発がん性物質である。酸化されると蟻酸(ギ酸)となる。

ホルムアルデヒドの37%以上の水溶液はホルマリンと呼ばれる。

融点−92℃、沸点−19.3 ℃、分子量 30.03の刺激臭を持つ無色の気体である。

触媒存在下にメタノールを空気酸化して得られる。

建設資材

木材などの建設資材に含まれる有害物質であり、シックハウス症候群の主な原因である。

建築基準法において、クロルピリホスとともに使用規制されている。

建材に対する等級として、危険性の順に第1種〜第3種までの格付けされる。

第1種ホルムアルデヒド(F☆)>第2種ホルムアルデヒド(F☆☆)>第3種…(F☆☆☆)

の順に危険とされ使用規制がかかる。

F☆ は危険とされ建材として使用できない。F☆☆☆☆ は、安全と認められ使用制限が無い。

濃度規制の目安として厚生省は、「0.08ppm」以下を基準にしている。

主に合板として利用されるほか、保温材、断熱材、緩衝材、壁紙などにも含まれる。

2012年5月17日、利根川水系の浄水場で高濃度のホルムアルデヒドを検出。水道水として使用している千葉県内の5市(野田市流山市など)で20日まで断水の措置がとられた。群馬県内にある利根川水系沿いの複数の化学工場が疑われているが、未だ原因の特定に至っていない。