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ポール・ボウルズ

読書

ポール・ボウルズ

ぽうるぼうるず

1910-1999 アメリカの作家、作曲家

ニューヨークに生まれ、ヴァージニア大学入学後渡仏、帰国後コープランドに作曲を学ぶ。歌劇バレエ音楽、管弦楽、器楽、声楽など多くの作品を発表し、サロイヤンの『わが心高原に』やテネシー・ウィリアムスの『夏と煙』などの舞台音楽のほか、映画音楽なども手がけ、政府嘱託により民謡の収集・編曲も行った。パリ時代にガートルード・スタインに師事して文学を志すも酷評にあって挫折していたのだが、音楽家として音楽批評に手を染め、第二次大戦後、モロッコスリランカなどでの放浪生活の経験を生かした文学作品の執筆を開始、アメリカ実存主義作家として脚光を浴びる(サルトルの翻訳などの仕事もある)。1945年よりタンジールに移住、以後アメリカに帰ることはなかったが、七十年代後半より再評価の声が高まり、1990年には第一長篇『シェルタリング・スカイ』が映画化された。