ポグロム

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ポグロム

ぽぐろむ

ユダヤ人に対する、集団的な破壊・殺戮などの迫害。元来は「破壊」「蹂躙」を意味するロシア語帝政ロシア末期、ユダヤ人を標的とした暴動が多発した。特に大規模なものとして1881年アレクサンドル2世暗殺事件ののち南ウクライナで行われたもの、1903年から1907年にかけてロシア国内284個所以上で行われたものがある。この時の犠牲者総数は5万に達するといわれる。ユダヤ人に対するロシア下層民の敵対感情、ロシア正教徒の宗教的感情などが根底にあったとされる。激しい迫害の結果、多くのユダヤ人アメリカに移住した。

ユダヤ人排斥運動。非ユダヤ系の住民がユダヤ人の住居、店舗を繰り返し襲った歴史的事実。ときには生命も狙った卑怯な運動。1881年以降、ロシアでよく起きた。なお、偽書シオン賢者のプロトコル」で、実際にユダヤ人が陰謀を持っていると信じたものは多い。この本もロシア秘密警察捏造したものであることは1902年の「発見」当時から疑われていた。