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ポムラン

アート

ポムラン

ぽむらん

ガブリエルポムラン(1926−72年) パリ生まれのレトリスト。若くからロートレアモンに熱狂するシュルレアリスム・シンパだったが、19歳の時、ユダヤ人難民の公営食堂でイズーと出会い、レトリスト最初のメンバーとなる。自ら、「レトリストの聖歌隊長」、「サン・ジェルマン・デ・プレの聖者」と名乗り、レトリストのさまざまな行動や示威集会に参加した。52年のチャップリン事件の時にはドゥボールらのチャップリン糾弾行動には参加せずイズーの側についたが、その後、阿片常用者となり、56年にイズーによってレトリストの運動から追放され、1972年に自殺した。レトリストの時代に出版した『サン・ゲットー・デ・プレ――魔法の文字』(1950年)はレトリスム作品の中でも秀逸で、メタグラフィーを自由に展開し、テクスト全体が表意文字判じ絵ヘブライ文字楔形文字楽譜などの混ざった記号で書かれている。その他の著作に、LSDについて書いた『ル・D・マン』(66年)がある。