マース・カニングハム

アート

マース・カニングハム

まーすかみんぐはむ

振付家。(1919〜)

アメリカワシントン州セントラリアに生まれる。

マーサ・グラハム舞踊団に参加したのち、ジョン・ケージとのコラボレーションおよびソロ活動を始める。以降、ロバート・ラウシェンバーグ、ジャスパー・ジョーンズ、フランク・ステラブルース・ナウマンアンディ・ウォーホル小杉武久川久保玲などとコラボレートした。

チャンス・オペレーションと呼ばれる手法で、「偶然性」という方法的概念をダンスに取り入れ、いわゆるポストモダンダンスと呼ばれるダンス言語の新しい領域を切り開いた。トリシャ・ブラウン、イヴォンヌ・レイナー、ウィリアム・フォーサイスピナ・バウシュローザスアンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケルらに強い影響を与えた。

コレオグラフィーへのコンピューター導入など、テクノロジーを進んで取り入れた。

「パソコン上では人体に不可能な動きを思考できる。テクノロジーは新しい扉を開けてくれる。人体の限界のなかでもやれることは無限にあり、それを追求したい」(カニングハム)

200以上のオリジナル作品を制作。54、59年にグッゲンハイム財団賞、そのほかニューヨーク賞、ロンドン舞踊芸術賞など、受賞多数。93年にはニューヨークナショナル・ミュージアム・オブ・ダンスに殿堂入りした。


カニングハム―動き・リズム・空間

カニングハム―動き・リズム・空間